紙の展覧会|見本帖本店展示|特別展「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション 08」

特別展 竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション08

電子時代のグラフィックデザイン2 

-ニュー・ウェイブの展開-

2012年11月14日|水|—12月7日|金|
10:00-19:00 土日祝/休
※11月22日|木|は17:00まで

多摩美術大学美術館にて2008年に開催した「竹尾ポスターコレクション・ベストセレクション08」を
巡回展示いたします。
1980年代の電子テクノロジーがもたらしたDTP環境は、印刷・出版のかたちを大きく変えました。
グラフィックデザインにおいては、スイス・タイポグラフィの新星ウォルフガング・ワインガルトが
フィルム製版のコラージュを駆使してグリッドシステムを崩壊させ、バーゼルで学んだ
エイプリル・グレイマンやウィリィ・クンツは新天地アメリカで「ニュー・ウェイブ」と呼ばれる
電子時代特有のグラフィック表現に到達しました。
本展では、その後の「ニュー・ウェイブ」がアメリカでどのように展開したのかを、
ボストンのスコロス&ウェデル、シカゴのリック・ヴァリセンティ、サンフランシスコの
ジャン=ベノワ・レヴィのポスター作品から探ります。

共催

株式会社竹尾、多摩美術大学

展示作家

スコロス&ウェデル(Skolos & Wedell)
ナンシー・スコロス(1955年生まれ)は、77年クランブルック芸術大学卒業、79年エール大学修了。クランブルックで知り合ったトーマス・ウェデル(49年生まれ)と、79年にSkolos, Wedell + Raynorを開設し、共同制作開始。主なクライアントに米国保険社会福祉省、EMIミュージック出版など。スコロスは現在ロードアイランド芸術大学(RISD)教授。
 
リック・ヴァリセンティ(Rick Valicenti)
1951年アメリカ・ピッツバーク生まれ。76年アイオワ大学修了。88年にデザイングループTHIRST設立。95年にタイプ・ファウンドリーTHIRSTYPEを設立し、書体のコレクションを制作、電子時代に「モダン・クラシック」を追求する尖鋭的な書体デザインを展開した。主なクライアントにギルバート社(現ニーナ社)、ゲイリー・フィッシャー社など。
 
ジャン=ベノワ・レヴィ(Jean-Benoit Levy)
1959年スイス・ジュネーブ生まれ。78年から83年までバーゼル造形学校にて、ウォルフガング・ワインガルト、アルミン・ホフマン、アンドレ・ガルトラーらに学ぶ。83年より雑誌『L’Hebdo』『Emois』などの編集デザイナーとして活動後、87年にデザイン事務所ANDを設立。スイス独自の「Weltformat」と呼ばれる128×90cmのポスター制作を貫く。

 

竹尾ポスターコレクションとは こちら

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