お知らせ|青山見本帖

  • 青山見本帖ショウケース展示「TANT ROMBO」

青山見本帖のショウケースでは、下記の展示を行います。

青山見本帖 ショウケース展TANT ROMBO

2022年7月19日|火|―8月26日|金|
土日祝/休 ※8月12日|金|・15日|月|は夏季休業いたします
10:00-18:00

多色ファインペーパーのタントシリーズで制作したカードゲーム「TANT ROMBO(タントロンボ)」を展示いたします。
「タント」200色、パール調の「タント キラ」10色と、厚物の「タント ボード-F」を使用し、
8組の選者が210色から18色をセレクトしました。
個性豊かな選者のカラーセレクションとゲームを楽しみながら、タントシリーズの色の広がりをご堪能ください。

企画・ゲームデザイン:    トゥルーリ・オカモチェク(Rocca Spiele)
ロゴ・グラフィックデザイン: ワビサビ
カラーセレクション:     荒井良二/いしいしんじ/植田真/柿木原政広/本城直季
               三鷹天命反転住宅/Mo©EK/ワビサビ

協力: 株式会社東北紙業社、株式会社ロッカ、株式会社泰清紙器製作所、コニカミノルタジャパン株式会社



TANT ROMBO −いろいろないろいろのいろのロンボ−
トゥルーリ・オカモチェク(Rocca Spiele/ゲームデザイナー)

Drullishi!(*トゥルーリ語で「こんにちは」)
日本語では「たくさん」のことを、「いろいろ」ともいうそうですね。
いろいろ=色々。

僕がゲームを作るきっかけをくれたゲームデザイナー、アレックス・ランドルフ(1922~2004)は、ヴェネツィアに住んでいました。
イタリア語で「たくさん」は「Tanto(タント)」といいます。アレックスと、奥さんのジェアといっしょに
パスタや魚料理やドルチェを食べたあと、「タントタント!」とお腹をたたいたことをおぼえています。

ファインペーパー「TANT(タント)」の名前は、イタリア語のタントが由来だそうです。
たくさんのいろいろないろの紙……。楽しくて素敵ですね。
今回、この紙で、竹尾さんといっしょに新しいゲームを作ることになりました。
この小さなゲームを、僕たちは「TANT ROMBO」と名づけました。「ROMBO(ロンボ)」はイタリア語で、ひしがたを意味します。
余談ですが、魚のヒラメもロンボ、です。アレックスやジェアと、ロンボをいっしょに食べたかどうかは忘れてしまいました…。

210色あるタントをひしがたのカードにして、並べたり重ねたりひっくり返したり。
テストプレイをしながら、「僕がつくるセットだけではなくて、いろいろなセットがあったほうがおもしろいな」と思いました。
いろいろなひとの、いろいろなひしがた。日本の友人に、210色のカードと、手紙を送りました。選ばれた色が戻ってきました。

荒井良二のTANT ROMBO
いしいしんじのTANT ROMBO
植田真のTANT ROMBO
柿木原政広のTANT ROMBO
本城直季のTANT ROMBO
三鷹天命反転住宅のTANT ROMBO
Mo©EKのTANT ROMBO
ワビサビのTANT ROMBO

いろいろなひとのいろいろないろのひしがたは、それぞれがつくる絵本、小説、デザイン、写真、絵画、グラフィック、
建築、音楽などの世界につながり、かさなって、まじりあっていきます。

いろいろないろいろのいろのロンボがテーブルの上で、ふしぎな空間を作ります。
遊ぶたびにかわるいろんな世界を、いろんな人と楽しんでいただけると嬉しいです。(岡本零 訳)

>>TANT ROMBOゲームルール(PDF)

会場・お問い合せ先
株式会社竹尾 青山見本帖
東京都渋谷区渋谷4-2-5 プレイス青山1F map
TEL:03-3409-8931

 
 

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