- 25.06.18
淀屋橋見本帖|「紙の光 光のしるし」巡回展
2024年9月に東京・見本帖本店にて開催しご好評をいただきました
「紙の光 光のしるし」巡回展
会期:前半 2025年7月11日|金|―8月11日|月| 石田真澄、熊谷聖司、野口里佳
後半 2025年8月13日|水|―8月15日|月| 濱田祐史、山元彩香
11:00-18:00 会期中無休
※前半と後半で作家を分けて展示いたします
※7月12日|土|は入替のため作品展示はされておりません
石田真澄、熊谷聖司、野口里佳、濱田祐史、山元彩香、5人の写真家による写真展です。
「光」に調和するファインペーパーを、色、張り、重みといったそれぞれの観点で写真家自ら精選しました。
豊かな階調と濃度・鮮やかさを実現する印刷技術によって、写真家のとらえた光景を紙の上に繊細にしるします。
物質として立ち上がる「光」をご体感ください。
本展のために制作した各写真家の作品集を数量限定で販売いたします。
・販売アイテム
石田真澄 『home of the heart』 10,000円+税 19枚入り、限定100部
熊谷聖司 『光』 10,000円+税 16枚入り、限定100部
野口里佳 『飛ぶ夢を見た2』 30,000円+税 6枚入り、限定15部
濱田祐史 『detour』 15,000円+税 36頁、限定100部
・参加写真作家(五十音順)
石田真澄(いしだ・ますみ)
1998年生まれ。2017年5月自身初の個展「GINGER ALE」を開催。2018年2月、初作品集『light years -光年-』を
TISSUE PAPERSより刊行。2019年8月、2冊目の作品集『everything will flow』、
2021年3冊目の作品集『echo』を同社より刊行。2024年7月千葉県市原湖畔美術館にて展示に参加。
熊谷聖司(くまがい・せいじ)
1966年北海道生まれ、東京都在住。日本工学院専門学校卒業。写真作品を制作する人。
写真作品、写真集制作を中心に活動中。2020年スタジオ開設・カラー暗室 / 8×10カメラ講座などを行う。
個展に「もりとでじゃねいろ」「あかるいほうへ」「spring,2011」「EACH LITTLE THING」「RE FORM」「心」「あなた」。
写真集多数。レーベル「マルクマ本店」運営。
野口里佳(のぐち・りか)
1971年埼玉県生まれ。沖縄県在住。日本大学芸術学部写真学科卒業。大学在学中に写真作品の制作を始め、
以来国内外で展覧会を中心に活動。現代美術の国際展にも数多く参加している。
主な個展に「予感」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館、2001)、「飛ぶ夢を見た」(原美術館、2004)、
「光は未来に届く」(IZU PHOTO MUSEUM、2011)、「不思議な力」(東京都写真美術館、2022)など。
国立近代美術館、国立国際美術館、グッゲンハイム美術館、ポンピドゥー・センターなどに作品が収蔵されている。
濱田祐史(はまだ・ゆうじ)
1979年大阪府生まれ、奈良県育ち。日本大学芸術学部写真学科卒業。東京を拠点に活動し国内外で作品発表をしている。
写真の原理に基づき概念を構築し、自身の記憶、偶然などを介して写真の多様な表現機能に根ざしたパフォーマティブな
制作を続けている。写真集に、『light there』(fragile books、2023)、『Primal Mountain』(torch press、2019)、
『C/M/Y』(Fw:books、2015)、『photograph』(lemon books、2014)などがある。
山元彩香(やまもと・あやか)
1983年兵庫県生まれ。京都精華大学芸術学部造形学科洋画コース卒業。馴染みのない国や地域へ出かけ、
そこで出会った少女たちを撮影することで、その身体に潜む土地の記憶と、身体というものの空虚さを写真にとどめようとする。
近年の展覧会に「記憶は地に沁み、風を超え 日本の新進作家vol.18」(東京都写真美術館、2021年)、
個展「We are Made of Grass, Soil, Trees, and Flowers」(Taka Ishii Gallery Photography/Film、2021年)。
2018年さがみはら写真新人奨励賞を受賞。
主催:株式会社竹尾
協力:株式会社DNP出版プロダクツ、タカ・イシイギャラリー、タカ・イシイギャラリーフォトグラフィー/フィルム
グラフィックデザイン:井上庸子
会場・お問い合わせ先:
竹尾 淀屋橋見本帖
〒541-0042 大阪府大阪市中央区今橋4-1-1 淀屋橋odona1F map
TEL:06-6232-2240