紙をめぐる話|紙の研究室 No.14

オンデマンド印刷の先端
UVインクジェットプリント

これまで白を表現するには、白抜き、オペークインキ、
シルクスクリーン印刷、箔押しなど
特別な工夫が必要でした。
しかしオンデマンド印刷の最先端に位置する
「UVインクジェットプリント」では、
ホワイトインクを使った印刷が
可能なことをご存知でしょうか。
UV(強い紫外線)でインクを瞬時に硬化させるので、
ホワイトインクを厚く盛ることもできます。その他にも、
出力素材の幅広さや繊細なグラフィック表現など、
UVならではのメリットがたくさんあるようです。
その可能性はどれほどのものなのか。
UVインクジェットプリントで実験をしてみました。

初出:PAPER’S No.45 2013 冬号
※内容は初出時のまま掲載しています

繊細な抜き表現
インクが紙に滲むことが
少ないので、極細の
抜き表現が実現できる。

鮮やかな発色
UVの速乾性によりインクが
紙に染み込まず、インク本来の
鮮やかな色が表現される。

素材を選ばない
特殊紙からガラスやタイルなどの立体
物まで、幅広い素材に対応。0.02mmの不織布やオセロの駒に印字した例も。

白インク厚盛り600%
様々な厚さの立体表現が可能。
インクがよく伸び、
曲げにも強い。

情報の可変性
版をつくる必要がなく、
一枚ごとに絵柄や文字の
刷り分けができる。


[鏡面・光沢紙]オフメタルN

[厚紙]GAファイル

[薄紙]tカラペ

[HAPTIC]NTスフール

[フェルトマーク]サーブル

[透明紙]クラシコトレーシング-FS
UVインクジェットに関するお問い合わせ先
ウェブサイトからのお問い合わせ:
お問い合わせフォーム

当社では、当ウェブサイト(www.takeo.co.jp)を快適にご利用いただくため、また、当サイトがどのように活用されているかを当社で詳しく把握するためにCookieを使用しています。「同意する」ボタンを押していただくか、引き続き当サイトをご利用いただいた場合、上記の条件に同意いただいたものと見なします。Cookieの取り扱いについては、「個人情報の取り扱い」にも記載されていますのでご参照ください。