紙をめぐる話|紙の研究室 No.10

薄紙への印刷に挑戦
─オフセット4色

一般的に難しいと言われている薄紙への印刷。竹尾では、グラフィック表現の可能性をさらに広げるため、リニューアルするカラペ「tカラペ」の発売を前に枚葉機印刷(平判)での薄紙への多色印刷に挑戦しました。カラペのほか、ファインペーパーの中でも特に薄い紙やグラシン紙を選び、オフセット4色印刷を試行。紙の透け感を活かした印刷がより一層身近になります。

初出:PAPER’S No.41 2012 夏号
※内容は初出時のまま掲載しています

 

ポイント

1─給紙方法
静電気によるヨレや詰まりを防ぐために、給紙と紙送りに独自の工夫をした。

2─乾燥時間の短縮
印刷時に必要となる湿し水を減らすことで、乾燥を早めドライダウンも少なく抑えた。

3─紙の伸縮の軽減
シワや版ズレを防ぐため、2と同様に湿し水を減らし、紙の伸縮を軽減した。

Art work: flower by Makoto AZUMA / photo by Shunsuke SHIINOKI
tカラペ ピーチ 菊判Y目 11.3kg オフセット4色印刷
 


印刷実験
 
グラシン紙
圧力をかけ紙の密度と透明感を
高めた包装用紙。
ニューカラペ ホワイト
豊富な色展開が魅力の
カラーラッピングペーパー。

※tカラペ(菊判Y目 11.3kg・19g/m2)へ順次移行

クラシコトレーシング-FS
豊富な連量でさまざまな用途に
対応するトレーシングペーパー。
ドリープ・W
柔らかく折目が
白化しない透明紙。

 

薄紙へのオフセット4色印刷に関するお問い合わせ:
お問い合わせフォーム